4月13日、14日の公開作品ラインナップ [公開情報]

どうもです。
今週末もたくさんの話題作が公開されます。
毎年おなじみのアニメ作品から、○○周年記念作品など、GWの目玉となる作品がゾクゾクと公開です。

先週の記事で「毎週土曜日に新作が公開される」と申しましたが、今週は金曜日公開の作品があります。

洋画は結構金曜日に公開日を持ってくることが多いです。
(実は来週もブラック&ホワイトは金曜日公開)

昨年あたりから”金洋日”なんて文字ってキャンペーンを展開していたりします。
「金曜日の夜に次の日のことを心配せずに映画を楽しもうぜ」ってことです。

現在も「金洋 洋画めし」なんてキャンペーンをやっているところもあったり。
http://ggyao.usen.com/contents/kinyobi/

昔からテレビでは金曜ロードショーとかあったりして、金曜日の夜は映画を見る、なんて空気がなんとなーくありますもんね。

とはいえ結局のところ映画館のピークはやはり土日です。
なので、金曜日の夜は公開初日の作品があったとしても結構空いているもんです(都市型の映画館は混んでるかもしれませんが。)

新作を誰よりも早く、しかもゆったりと、
金曜の夜はレイトショーでどうでしょー。


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4月13日公開作品
○ジョンカーター(3D/2D)
【国】アメリカ
【 配給 】 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
【 スタッフ 】
監督: アンドリュー・スタントン
原作: エドガー・ライス・バローズ
【 キャスト 】
テイラー・キッチュ/リン・コリンズ/ウィレム・デフォー他

ディズニー生誕110周年記念作品として、制作費、宣伝費に多額の資金が投入され、結果、アメリカの方では「史上最大の赤字作品」なんて言われてしまったことが先日ニュースでも流れてしまいましたが、その壮大なスケールと映像美は一見の価値ありだと思います。アバターやスターウォーズに影響を与えたと言われる古典的名作「火星のプリンセス」の映像化作品です。
前評判が悪すぎてB級映画扱いされがちですが、とにもかくにも評価は見てからにしましょう。

どうせなら映画館で見たい1本ですね。

○バトルシップ
【国】アメリカ
【 配給 】 東宝東和
【 スタッフ 】
監督: ピーター・バーグ
【 キャスト 】
テイラー・キッチュ/浅野忠信/リーアム・ニーソン/リアーナ 他

こちらはこちらでユニバーサル100周年記念作品です。
これはもう予告を見てもらうのが一番かなと思います。

宣伝の過程で「トランスフォーマー」という名前を出しちゃってるので、どうもトランスフォーマーの続編的に捉えてしまっている人が多いような気がしますが、別物です。

予告を見てワクワクする感じ、映画館で臨場感ある映像でお楽しみ下さい。
最近の流れ出いくと、3Dがあるっぽいのですが2Dのみです。ご安心下さい。

4月14日公開作品
○名探偵コナン 11人目のストライカー
○クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス
ネームバリューがありすぎるのでもろもろ割愛。
毎年4月に公開されるこの国民的アニメが今年も公開。

追加情報としてはクレヨンしんちゃんも本作が映画20周年記念作品です。
あとはこれも毎年のことですが、だいたいこの2作の公開に合わせて、夏休みのアニメ作品の前売券が発売になります。ポケモンとかNARUTOとか。もっといえばこのコナン、しんちゃんの前売り券は、現在公開中のドラえもんの公開日に合わせて発売されました。

こうやってつないでつないで、なんとか映画館へ足を運んでもらおうと配給会社もがんばっているわけです。

前売り券にかんしてはまた後日お話ししたいと思います。












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4月7日公開作品ラインナップ [公開情報]

どうもです。

週末に公開される話題作のご紹介。

そもそも映画は土曜日公開がほとんどですよね。
中には金曜日公開の作品もありますが、ほとんどの作品は土曜日が公開初日になります。

逆に言うと、毎週土曜日に、何かしら新作が始まるというわけです。

さてさて、今週末はどんな映画が始まるのかな。

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4/7(土)公開作品
①アーティスト/GAGA/フランス
http://artist.gaga.ne.jp/
【 スタッフ 】
監督・脚本・編集: ミシェル・アザナヴィシウス
製作: トマ・ラングマン
撮影: ギョーム・シフマン
美術: ローレンス・ベネット
衣装: マーク・ブリッジス
音楽: ルドヴィック・ブールス
キャスティングディレクター: ハイジ・レヴィット
【 キャスト 】
ジャン・デュジャルダン/ベレニス・ベジョ/ジョン・グッドマン
ジェームズ・クロムウェル/ペネロープ・アン・ミラー/ミッシー・パイル 他

【おすすめポイント】
第84回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞ほか5部門を受賞した超超話題作です。
モノクロの無声映画ということでも話題になっていますよね。各映画賞を総なめにしてきたこの作品がいよいよ日本で公開です。この機会を逃すと、もう二度と無声映画を映画館でみることはできないかもしれません。是非是非、映画館でお楽しみ下さい。

注目していただきたいのは、この作品の画面サイズ。
画面サイズといっても大きさではなく、アスペクト比(つまり縦:横の比率)です。
なんと、スタンダードサイズといって比率は4:3なんです。分かりやすく言えば昔のテレビのサイズですかね。
かつての映画の主流はこのサイズだったため、今でも「スタンダードサイズ」と呼んでおりますが、今ではほとんど見られません。
その辺りのこだわりがただのミーハー的な、話題作りのためだけの無声映画とは違うわけです。

映画のすばらしさを改めて実感できる一本だと思います。


②劇場版 SPEC~天~/東宝/日本
http://www.spec-movie.jp/index.html
【 スタッフ 】
監督: 堤幸彦
脚本: 西荻弓絵
音楽: 渋谷慶一郎 / ガブリエル・ロベルト
主題歌: THE RiCECOOKERS
エグゼクティブプロデューサー: 濱名一哉
プロデューサー: 植田博樹 / 今井夏木
撮影: 斑目重友
照明: 川里一幸
録音: 臼井久雄
美術プロデュース: 小林民雄 / 山下杉太郎
美術デザイン: 大木壮史
装飾: 大村充
VFX: 野崎宏二
編集: 大野昌寛
記録: 奥平綾子
サウンドデザイン: 石井和之
助監督: 白石達也
制作担当: 植松育巳
【 キャスト 】
戸田恵梨香/加瀬亮/伊藤淳史/栗山千明/三浦貴大/でんでん
浅野ゆう子/福田沙紀/神木隆之介/椎名桔平/竜雷太 他

【おすすめポイント】
テレビドラマ「SPEC(スペック) ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」の待望の映画化です。私も大ファンのこのドラマ。謎が謎を呼び、謎だらけで終わったドラマでしたが、その真相がこの映画で明らかになるのか。気になってしょうがありません。昔”ケイゾク”(中谷美紀、渡部篤郎主演)が好きだった人には本気でおすすめです。

ドラマを見たことがない人でも丁寧に作り上げられているようで、本作だけでも十分たのしめる内容となっているとのこと(ごめんなさいまだ見ていないもので。。)。本作を見て、また改めてドラマ版を見返すというのもいいかもしれませんね。

加瀬亮は好きな役者さんの一人で、この人がスクリーンの中にいるだけで映画全体が締まるといいますか、なんといいますか。まあ加瀬亮が出ている時点で作品として間違いないわけです。

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その他にもタイタニック3Dなど新作がたくさんあります。


満開の桜のように鮮やかな映画が咲き乱れております。

今週末は、午前中に映画を見て、午後はお花見なんて素敵ですね。


ではでは。








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男はつらいよ〜寅次郎忘れな草〜 [作品紹介]

どうも。

一発目の記事がいきなり寅さんかよ、という感じですかね。でも書いてしまいます。

昔から大好きな「男はつらいよ」
言わずも知れたあの渥美清演じる車寅次郎(通称寅さん)が大暴れする名作シリーズです。

シリーズ48話の中でどの話が一番好きかと、ときどき考えるのですが、考えても考えても答えは出ません。全部いい。

強いて挙げるとするならリリィ(浅丘ルリ子)の回でしょうかね。

男はつらいよでは毎回マドンナとして作品ごとに新しい寅さんのお相手(ほとんどが片思い)が登場するのですが、このリリィ、なんと4回も登場します。
第11作 男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973)
第15作 男はつらいよ 寅次郎相合い傘(1975)
第25作 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980)
第48作 男はつらいよ 寅次郎紅の花(1995)

おそらく寅さんと本当に両思いだったのはこのリリィだけじゃないでしょうか。

今日はそんなリリィの回から、
『第11作 男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973)』をご紹介します。

pkg11.jpg

まずはデータから
○観客動員数/239万5千人
○興行収入/9億1千万円
○上映時間/99分
○配給/松竹
○アスペクト比/シネマ・スコープ(1:2.35)
(wikipediaより抜粋)

動員239万5千人ということは、今の平均単価で換算して26億から29億ってとこでしょうか。2011年でいうと『GANTZ PERFECT ANSWER』(後編)よりちょっと上くらい。
興行の目線からみると、この作品も決して大ヒット作品というわけではないのでしょうか。
誰もが認める名作なのにちょっと意外ですね。

とはいえ、シリーズの中では第二位の動員を誇る名作です。

image11.jpg
<ストーリー>Amazonより引用
実父の七回忌に柴又へ帰った寅さんだったが、さくらの欲しがるピアノのことで恥をかかされたと出て行ってしまった。それから北海道・網走で三流歌手・リリーと仲良くなり、堅気になろうと開拓部落の酪農の手伝いを始めるが、三日目で熱を出し、さくらに引き取られ柴又へ戻った。
そこでリリーと再会、リリーはとらやへ度々訪れ家庭の味に触れるにつれて、安飲み屋の女将をしている母に会いたくなった。しかし、金をせびる母に幻滅、その夜、酔って寅さんに絡み、寅さんが話しを聴いてくれないととらやを飛び出してしまう。 寅さんが親の愛を知らずに育った自分とにた境遇の女性と知り合うシリーズ第11作。

この作品の中のリリィ。時空を超えてとにかく美人です。
バーで歌っている姿なんでホントうっとりしてしまいます。



一人で生きて行くんだという強い意志を持つ一方で、本当は誰かと燃えるような恋をしたいと叫ぶリリィ。ふとさみしそうな、悲しそうな表情を見せたりするので、普段の明るい姿は強がっているようにも見えますが、さくらの言うように本当は強い賢い人間だと思います。だからこそそう振る舞えるのではないでしょうか。でも寅さんと出会ってしまって、自分の中に弱さを作ってしまったのかもしれません。

最後、リリィは寿司屋の板前と結婚してしまいますが、その寿司屋をさくらが訪れた時、
亭主の前でこういいます。
「ねえ、さくらさん、あたしほんとはね、この人より寅さんのほうが好きだったの」
冗談じゃなくて本気で言ってる気がしてならない。そこはやっぱりリリィが強い人間だから。

これに対する亭主の台詞がすごく好きです。
「またそれ言う…」

いっつもいっつも言ってたんでしょうね 笑
なんていい亭主!


幸せってなんだろう、ってありがちで安っぽい疑問ですけどちょっとやっぱり考えてしまう一作でした。


では。

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